存在の耐えられない軽さ

一気に読んでしまった。
登場人物に役を演じさせる一方で、著者が自分の考えを述べたりするのがなかなか見ない手法で、とてもおもしろい。この本においては筆者は小説家と言うより語り手という印象。
僕はフランツに近い人間だと思う。それにテレザにも共感できた。
一度読んだだけでは少し難解なのでまた読みたい。名作は何度読めば読むほど味が出るものです。音楽も然り。
しかし犬が死ぬときが一番泣けた(ノA`)